ゼロファクター

ゼロファクターをヒゲに塗ったら本当に薄くなる?髭脱毛に使える?

ゼロファクターの濃いヒゲに対する効果は、口コミやSNSで多くの口コミが寄せられており、その効果への期待は大きいです。しかし、本当にヒゲに効くのでしょうか?脱毛にも使えるのでしょうか?こうした疑問に対する答えを、記事にまとめました。

濃くて悩んでいるヒゲは薄くなるのか?

まず、ゼロファクターがヒゲに作用する機序について説明します。
男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素と結びついて、ジヒドロテストステロンというものに変換されます。そして、ジヒドテストステロンが毛穴組織の毛乳頭や皮脂腺の受容体と結びつき、ヒゲが生えてきます。テストステロンをジヒドテストステロンに変えてしまう酵素である、5αリダクターゼの仲介があって、初めてヒゲが生えます。この5αリダクターゼにゼロファクターの有効成分が働きかけていき、ヒゲが成長するのを阻害し、ヒゲを薄く、柔らかくするという効果をもたらします。いわゆる毛根に働きかけるものとは、似て非なるものなのです。

 

この酵素の量ですが、個人差があります。なぜなら、男性ホルモンであるテストステロン自体に個人差がある為です。男性ホルモンの量によって、ヒゲが濃い人、薄い人、そもそも生えない人等に分かれてきます。テストステロンが通常よりも多い人には、5αリダクターゼという酵素は多い傾向にあります。この為、ヒゲに対する効果はホルモンバランスによって時間を要す場合と、比較的短期間で改善が得られる場合に分かれます。この為、短期間での効果を期待している人に対して効果の出始めが遅い場合は、効果が表れる前に効かないと判断を下してしまい、それがそのまま悪い口コミとしてネット上に挙がってしまいます。
これらの理由から、ヒゲを薄くする効果は大いに期待できるが、その効果が表れ始める時期に関しては個人差が大きいという結果が得られました。

脱毛にも効果があるの?

脱毛についてですが、これは個人で見解が大きく分かれる所です。医療用のレーザー等を用いて行うものを脱毛と表現する方もいれば、カミソリで剃っただけ、また市販の脱毛クリームで処理したら脱毛という人もいます。
脱毛の定義について、米国電気脱毛協会は、最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法を永久脱毛の定義としています。つまり、1度剃った毛が再び生えてくる率が20%以内でなければ、脱毛ではないということになります。

 

ここで、ゼロファクターの抑毛効果について戻ります。ゼロファクターは、あくまでも5αリダクターゼに対し抑制をかけることが主な目的です。これにより、ヒゲの成長を抑え、毛質を柔らかく、細くする働きをします。

 

これらのことから、あくまでもヒゲを目立たなくするということ、更には日頃のケアの手間を少なくするという点では非常に有用ですが、脱毛という観点では実用的でないと言えます。これは、5αリダクターゼをある程度までは抑制することは出来ても、脱毛と言えるまでこの酵素を抑制することは困難である為です。万一、これが長期的な使用により脱毛の効果も得られたというデータがあり、それが科学的に認められれば、美容外科医が黙っていません。3年連続モンドセレクションを受賞しているという実績はありますが、これはあくまでも抑毛剤としての効果であり、脱毛剤としての評価かと言われると、語弊があります。
これらの結果から、ゼロファクターは、脱毛には効果は得られないという結果となりました。

 

非常に効果の高いゼロファクターですが、長期的な使用が大前提であり、ある程度の期間は覚悟して使用して頂くことが必要となります。しかし、成分の作用機序としては明確に示されていますので、個人差により効果が表れる時期が早まるか遅くなるかの違いが生じる程度です。脱毛としての期待値は限りなく低いので、もしヒゲを脱毛するのであれば、医療機関を受診するか、エステへ行くことをオススメします。